サブラクセーション退化

  正常    0~20年     20~40年     40~60年

 

 

サブラクセーションをそのままにしておくと、骨や椎間板の形に変化が起き、神経に萎縮(細く短くなる)を起こす原因となります。

 

サブラクセーションが慢性化し、組織の形が変形してしまったことをサブラクセーション退化(退行性変性)と呼んでいます。

 

変性の進行はレントゲン写真ではっきり確認できます。

15〜20年単位で悪化していくことが多く三段階に分類できます。 

 

背骨には3つのカーブが存在し、それらのカーブは背骨の柔軟性や耐久性に大変重要です。

 

頭の重さは約5、6キロありますが、首に前弯のカーブがある事により首でしっかり頭を支えられます。しかしカーブが減少している場合、姿勢は前傾姿勢になり、椎間板を損傷する原因になります。

 

日ごろの姿勢など生活習慣が大きく関係しますので、正しい姿勢を保つ努力も必要です。